[コスモポリテース 世界市民 海を仰ぎ、水路を歩く。]
     [Cosmopolitan-I walk along the canal, gazing out to sea.]statement

コスモポリテース 世界市民海を仰ぎ、水路を歩く。
     1.世界の旗を考える オリーブとざくろと葡萄 /2025/アクリルガッシュ、色鉛筆、紙
     2.あやとりで建設する。 星と橋   2025/糸、ボタン、ステンレス、真鍮
     3.太陽と月、果実   /2025/針金、アクリル板
     4.支配と自由/2025/ステンレス、段ボール、真鍮、針金
     5.ある壁 /2025/石膏、ダンボール紙
     6.コスモポリテース 世界市民海を仰ぎ、水路を歩く。 /2025/movie 10'48"
2025.12
call box Tokyo

[アナーキズム美術 あやとりで建設する。]
橋を作るために、あやとりを教わるところから始めました。子供の頃は本を見ながら覚えました。今は、ここまで積み上げていって、小指を外したら絶対壊れてしまう。 そう思い、外せなくて違うところを掴むと、また同じところで失敗してしまいました。何本も糸がかかった指から、躊躇せずに外すことができたら、次の段階に進むこと ができて、完成することができました。そのうち、ここで手放して、大きく変わる瞬間が好きだったんだと、体と脳の感覚を取り戻しながら、あやとりを1人で楽しんでい た時間と、作り方を思い出して指先が動き出しました。絡まった糸を、断ち切って自由を得ること、血の呪縛と継承。長い歴史の受け取りと、関係の修復。あやとりの見立 てによる、イメージの共有と、どこからか始まった口頭伝承による動作、瞬時に切り替わるシーンによって、新しい言葉が発生し創造する。この地は、どのように建設し、 構築していくことが可能か。糸がからまり、手放し、またOから作る。豊穣と繁栄、人間の罪を受けて流した血。冥界と地上を繋ぐ実。太陽を受けた赤い光。割れた果実は 冬の訪れを告げ、痛みと甘い香りを放つ。新しい望みを持って、創造することはできるだろうか。 2025.12.2 利部志糖